第一回 「すんでみたいな こんな家」 レポート 2003年9月13日 LISグローバルスクールにて |
始まる前からクラスルームは12人の子どもの熱気で冷房の効きも今ひとつ。「はやくつくらせて〜」という子どもの声は聞かないふりをして(^^)、まず、「本物に近いモデルをつくる」という目標のために、絵本や写真集を使って、普段見慣れている屋根・壁・窓・床などの機能を確認しました。 |
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日本のように雨が多い土地では屋根が三角形の形をしていて水はけをよくしている、という話は印象的だったようで、自分のモデルに採用した子どもも多かったようです。 |
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小休憩のあと、いよいよ「こんな家にすんでみたい!」というイメージをレゴブロックで表現する作業に入りました。基本サイズのブロックに加え、大きなサイズのデュプロ、上級者向けの細かいパーツのレゴテクニックという3種類から選んで自分のモデルを作り始めます。 |
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小1のYくんは、デュプロサイズで大きな家作りに挑戦し、丈夫な壁と屋根のがっしりとした家ができました。内部の家具などの作りこみも丁寧で、さらに外側には緊急の際に屋根に上れる(?)クレーンと階段がついています。また、年長のYくんは、レゴになれているということで、レゴテクニックのパーツを使って枠組みで家作りに挑戦し、小さいながらも2階建ての家を表現しました。 |
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お友達同士という小1のAさんとYさんは、2つの基礎版をくっつけて協力しながら家作りです。女の子らしく、間取りの作成に重点をおいた結果、壁がほとんどない状態で終わってしまいましたが、玄関のチャイムや風呂の脱衣所など、細部へのこだわりが印象的でした。 |
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どう作ってよいかわからない子どものために、見本となるレゴハウスをいくつか用意しておきましたが、ほとんどの子どもはあまりそれを見ないで、自分のイメージを表現すべく集中して自分の「家」づくりに没頭していました。上に紹介した以外にも、それぞれがユニークなモデルを作成していました。 |
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次回は「もっと高く!高層タワー」です。「高さ」を求めるには、ある程度のレゴの組み方の知識が必要となりますので、その部分はレクチャーでカバーしたいと考えています。また、今回は時間が足りなくてできなかった、「設計図(イメージ図)」を具体的に紙に描いてからモデルを作り始めるというプロセスを加え、より完成度の高いモデルを作ることを目標としたいと思います。多くの方の参加をお待ちしております。 |
*** 発行 *** |
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